人はなぜ働かなければならないのか (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
山田 ユギ

定価: ¥ 630
販売価格: ¥ 630
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発売日: 2009-10-07
発売元: 竹書房
発送可能時期: 在庫あり。
こんな残業があったら楽しそうだ
山田ユギさんならではの駆け引きのあり、だけど臆病で傷つきやすい大人の男達の愛の形のお話でした。
個人的には後輩×先輩のお話が、一番好きです。
ただ、昔の学生モノや元気のいいノンケ攻が最近見受けられないのが、少し寂しいです。
御本人も仰ってましたが、攻めのキャラの何人かは今回若干被っていますし、全てリーマンモノなので印象が多少同じ様な感じもしました。
オヤジの醍醐味リーマンの妙味
オヤジとリーマンを書いたらやはり山田ユギにはかなうものなし!
ということを実感いたしました。
すばらしい…!!
仕事がイマイチな上司に突っかかるヤリヤリエリート部下とか
誤解から始まった超遠距離恋愛とか
見ているだけの先輩に近づくチャンスがなかなかつかめないとか
このもどかしさが山田節の醍醐味。
タイトル話のおかしみが本当にすばらしいです。
BLもこんな洒脱な話が楽しめるようになったのね??と思うと嬉しい。
ユギさんの書く話の仕事と恋の噛み合わせっぷりが、毎回悶えます。
そして男の指先とか唇が本当に色っぽくてどきどきします。
麗人を買って小冊子を入手するのもお忘れなく!
中津カワイイ…
短編が多くて纏まるのは当分無理かと思っていた「人はなぜ?」シリーズがめでたく単行本になりました。
38歳でバツイチの冴えないサラリーマン中津に、部下で仕事ができる男前の門倉がメロメロになってるお話です。
「あいつは俺のどこがいいんだ?」と悩む中津ですが、鈍くて、人が良くて、どこか抜けてて、ホントにとってもかわいい。その中津を翻弄する門倉も、きつい言葉と強引な態度の中に純情が垣間見えて、思わず応援したくなります。
麗人の11月号に、二人の話の続き(前篇)が載っています。本刊の四話目で落ちたかと思われた中津ですが、最後の抵抗を続けています。が、中津の元嫁の登場に、門倉がマジになってしまいます。久々に、マンガ読んで胸キュンになりました。これからも続きが楽しみです。
「僕らはただ走るだけ」は雑誌で前篇だけ読んでいて、これって本当にLoveにつながるの??と思っていましたが、ちゃんとハッピーエンドでした。びっくり。先輩の元彼、春ちゃんが男前でした。
「CALL ME」はBE×BOYに連載されてたもので、新入社員研修で会っただけ、しかも片方は相手のことを覚えてない、というありえなさそうな設定で始まる、地球の裏側同士の超遠距離恋愛のお話です。ありえなさそうに思うのに、二人の電話でのやり取りや心の動き、たまの逢瀬での互いの表情がとても切なくて、思い切り感情移入できました。
「Closed」は幼馴染に密かな恋心を抱いている高校生が、それを押し隠しながら、耳掻きをしてあげるお話です。昔のユギさんの柔らかい絵柄が懐かしい心に沁みる短編です。
やっぱりユギさん、大好きです。
以前BE×BOYに連載されていて、途中で途切れている「一生続けられない仕事」という弁護士ものもとても面白くて大好きなのですが、一度リプレから単行本が出る話が立ち消えて以来、梨の礫です。麗人さんで続き載せて、単行本も出してくれないかなぁ。


