JIN―仁 (第5巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
JIN―仁 (第5巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
村上 もとか

定価: ¥ 530
販売価格: ¥ 530
人気ランキング:
おすすめ度:
発売日: 2005-12-02
発売元: 集英社
発送可能時期: 在庫あり。
村上 もとか

定価: ¥ 530
販売価格: ¥ 530
人気ランキング:
おすすめ度:

発売日: 2005-12-02
発売元: 集英社
発送可能時期: 在庫あり。
・・・ と思ったら、南方と野風は未だ結ばれず
本作品がよく出来ているのは、医学史をはじめとする考証がしっかりしていることも力あって大であるように思う。大阪合水堂(華岡青洲の学派、通仙散で有名)が登場するなど、本作でも史実的な面白さを堪能させていただいた。(ときに、「合水」という命名は、佐分利祐輔の目指す「和漢折衷の医方」(97頁)を表現しているのであろうか。)
「医学所なんかとちがいましてね・・・ 大阪では病気に効くもんは効くといさぎよう認める主義ですねん」(96頁)。
野風の手術に対する妨害を身を持って排除した橘咲や「を組」新門辰五郎の活躍も見事。南方をめぐる大人の女性(野風)と若い情熱やひたむきさ(橘咲)という対比的設定も興趣に富む。
江戸での大手術
現代医療でも簡単ではない、乳癌手術が今巻の目玉でしょう。
また、主人公の南方へ愛情を寄せる二人の女性の覚悟が見ものです。
江戸時代の医師で代表的なのは杉田玄白でしょうが、それ以外にも
数々の医師がいることがこの巻でも読み取れます。SF物として
だけでなく、江戸時代の考察にも役立つコミックです。
にしても、連載がたまになので発刊スピードがおそくて待ち遠しい
のが玉に傷ですね。
いい歳して2回も涙をこぼしてしまった
現代と江戸を結ぶ「人情話」と言える佳作の待望の5巻目。花魁の野風(のかぜ)と橘咲(たちばな さき)の主人公を想う心根のいじらしさに感動し、2回も涙がこぼれてしまった。第4巻の発刊から13ヶ月ぶり。新刊が出るまで待ち遠しいが、これだけ上質な内容を執筆するには必要な期間かもしれない。じっと次巻を待ちたい。


