深夜食堂 5 (ビッグコミックススペシャル)
安倍 夜郎
定価: ¥ 780
販売価格: ¥ 780
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発売日: 2009-11-30
発売元: 小学館
発送可能時期: 在庫あり。
とにかく誰かと一緒に食べたいの
今の世の中、食べることに困るということはまず無い。何か食べたければ、コンビニに行けば、たいていのものは揃っているし、結構遅くまで営業しているスーパーなら、深夜でさえもプチ贅沢ができる。
にも関わらず、家に缶詰と白ご飯さえあれば事足りるようなものをわざわざ注文するお客が来たり、自分ですぐ作れる、キャベツを塩昆布で和えたものなどをお金を払って食べる客が来たりする。
この人たちに共通しているのは、「一人で食べても美味しくない」「とにかく誰かと一緒に食べたいの」という気持ちなのだ。
話は一転するが、拒食症の人でも、コンビニのいなり寿司には手をつけなくても、誰が握ってくれたかがはっきり分かるおにぎりだと、涙をこぼしながら食べることがあるそうだ。人は、それほど人のぬくもりを欲している生き物なのだということだろう。
それを非常に物語っているのが、本書の第67夜(話)の「クリームシチュー」だ。自分の風俗好きが原因で妻と別れた男が、クリームシチューを美味しそうに食べている客達を見て、物憂げな表情をしている。クリームシチューは、寒い日に一家団欒で食べるというCM効果がそうさせるのだろう。
そんな寂しい人や疲れている人、失恋して傷ついている人たちに、ここの店主は言葉少なげにそっと見守ってくれる。非常に人間味溢れるストーリーに、私はすっかりハマッてしまっている。
ところで、残念な話だが、今秋ドラマ化したにも関わらず、第10話で最終回となってしまう(もしかしたら、関西圏だけ?)。せっかくお気に入りだったのに。また再開してくれないものだろうか・・・・・・。
冬?春
毎巻次は何て料理だろうと楽しみにしている。 今回の春キャベツの和え物は自分も作ったことがあって驚いた。 さて、この深夜食堂の主役は毎回変わる。 常連やそれと一緒に訪れる御新規さん、それらが主役だ。 「存在感のある脇役」であるマスターが出す料理を枕にして話が進んでいく人情味溢れる物語。 そこにはマスターの暖かい視線と無言の寛容さがある。 マスターが脇役に徹する事で引き立つ寛容さ。 右に転んでも左に転んでも、それが人生そのもの。 次はどんな料理だろうか。
深夜だからこそ!
B級グルメがとても上手そうなんです!
洒落た料理もなければ、高級なものもない。
あるのは素朴に身近な料理ばかり。
それを食べたくなる人々が集う食堂。
ちょっと訳ありな人々のスパイスが料理を盛りたてます。


